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株式会社阿部蒲鉾店

代表阿部 賀寿男

世界の食生活の変化をチャンスとして捉える

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蒲鉾の製造販売を手がける阿部代表。食生活の多様化により、蒲鉾が食卓に並ぶ機会が減り、若い方にも積極的に食べて貰うことが重要だと考える。阿部代表は仙台名物『笹かまぼこ』のブランドをしっかりと守っていくと同時に、更に世に広めていくことを目指している。

番組公開日:2012年06月29日

Profileプロフィール

代表者名
阿部賀寿男 (代表)
生年月日
昭和40年4月13日
出身地
宮城県仙台市
出身大学
東北学院大学経済学部経済学科 
趣味
音楽鑑賞
休日の過ごし方
ほとんど休みがないので自宅でゆっくり、子供と買物
過去に経験したスポーツ
硬式テニス
座右の銘
克己
ブログURL
http://www.abekama.biz/

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Company

会 社 情 報

会社名
株式会社阿部蒲鉾店
代表
阿部 賀寿男(代表)
企業HP
http://www.abekama.co.jp/
所在地
〒981-0021
宮城県仙台市青葉区中央二丁目3番18号
設立
1949年2月15日
創業
1935年10月
資本金
7450万円
前期の年商
46億4000万円
従業員数
329名

(うちパート150名) 2011年11月1日現在

従業員の平均年齢
42.6歳
業種
食品
キーワード
笹かまぼこ / かまぼこ / 蒲鉾
事業内容
阿部蒲鉾店は、昭和10年に創業した老舗の笹かまぼこ店です。
こだわりの笹かまぼこをはじめ、バラエティ豊かなかまぼこをご用意しております。宮城県内の直営店のほか、百貨店や量販店の銘店コーナー、オンラインショップでも販売しております。また、本店ではかまぼこに衣をつけて揚げた「ひょうたん揚げ」が人気を博しております。

【歴史】
昭和10年、仙台の新伝馬町(現:青葉区中央)の角に「阿部蒲鉾店」を創業。焼きたての「かまぼこ店」として人気を博すことになりました。
「笹かまぼこ」という名称は、阿部蒲鉾店の初代社長阿部秀雄により、その形が笹の葉に似ていることや、旧仙台藩主、伊達家の家紋“竹の雀”にちなんで、たくさんあった名称の中から選び出されたものです。
今は、仙台の名産品として有名になりましたが、昭和30年頃まではマイナーな商品でした。肴によし、おやつによし、惣菜にもお茶請けにもよい、この万能的な商品も、残念ながら、日持ちが悪く、販路が広がらなかったのです。
しかし、昭和30年代後半、真空包装技術が開発され、日持ちの心配がなくなったのと、冷蔵設備・冷蔵輸送の発展による商品管理の飛躍的向上と相まって、高度成長期・旅行の流行によるお土産需要の向上、また昭和57年の東北新幹線の開通とともに全国へ広がることになりました。
さらに、お中元、お歳暮を中心とした贈答品としての拡大が図られ、今日に至り、創業以来笹かまぼこの老舗として変わらぬ伝統を守り続けております。

【笹かまぼこ千代<せんだい>】
千代はベーリング海で獲れた天然のすけそうたらを新鮮なうちに加工してすり身にしたものを主原料としております。
かまぼこの種類によって合う魚種は異なりますが、千代はいとより、吉次などを独自のバランスで配合することで、笹かまぼこに合う配合にしております。
蒲鉾造りはとてもデリケートで、すり身の質やその日の気温などの微小な差が製品に大きく影響します。蒲鉾技能士資格を有する職人たちがその日の原料の状態を見極め、繊細な感覚ですり身の状態を見ながら練り上げることで、きめ細やかでしなやかな歯ごたえの蒲鉾に仕上がります。
また、魚の味わいを引き出せるよう、味付けにもこだわっています。
そして最後の味の決め手が焼き加減です。蒲鉾はふっくらと焼かれることで香ばしさを増し、さらに豊かな味わいとなります。炭火で焼くのと同じように仕上がる遠赤外線の焼き炉を使用することで、焼き加減の微妙な調節を可能にしながら、昔ながらの味わいを再現しています。
企業理念/こだわり/他社との違い
【企業理念】
仙台名産笹かまぼこの老舗No.1として長年培われた信用と技術に恥じないよう努力と研鑽に励み、常にお客様の要望を先取りし、健康食品としておいしい蒲鉾造りを行い、お客様にご満足いただけるサービスを提供することにより、日本の食文化の発展に寄与し、活力ある社風と社員の幸福を追求し、企業の繁栄を願う。

【仕事のこだわり】
笹かまぼこを美味しく造るには、原料となる魚の鮮度が決め手になります。ひらめ、鯛、吉次など、いい魚を選ぶ目利き、それぞれの持ち味を生かしながら、「弾力、白度、つや、うまみ、香り」の条件のもと、美味しい笹かまぼこが生まれます。
その昔、すべて人の手でつくられていた笹かまぼこも、現在では一部を除き最新鋭の機械でスピーディにつくられるようになりました。
しかし、阿部かまのかまぼこづくりの追求は機械にゆだねてはいません。
今でも、熟練した職人の手法は守り、受け継がれているのです。
伝統の“のれん”を守るこだわりがここにもいきています。
そしてもう一つのこだわりが、新しい美味しさの提案です。贈答品やお土産品にとどまらず、食シーンを見つめ続け、時代を映した新しい商品づくりに積極的に取り組んでいます。
海の幸を素材とした新しい食文化のフィールドは、可能性豊かにますます広がっていきます。

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