株式会社ホテル佐勘
代表佐藤 勘三郎
旅館業を営む佐藤代表。待つ姿勢だけではなく、自分達が自ら動く姿勢も必要だと考える。佐藤代表は常に『心の原点に触れるおもてなしの心』を目指しており、時代に求められる旅館の姿とは何なのか、サービスのあるべき形とは何なのかを自問自答していく。
番組公開日:2018年11月05日
会 社 情 報
- 会社名
- 株式会社ホテル佐勘
- 代表
- 佐藤 勘三郎(代表)
- 所在地
-
〒982-0241
宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師28
- 設立
- 昭和32年(1957年)8月1日
- 創業
- 平安期
- 資本金
- 5000万円
- 前期の年商
- 26億円
- 従業員数
- 296名
- 従業員の平均年齢
- 46.67歳
- 業種
- ホテル・旅館
- キーワード
- 温泉 / 宿 / 宿泊 / 秋保温泉 / 佐勘
- 事業内容
- 29代欽明天皇の病をも治したとされる伝統の湯「名取の御湯」を持つ平安期創業の老舗旅館。
歴代の伊達家の当主も湯浴みした温泉を代々受け継ぎ現在で34代目となります。
173室ある客室はお客様のライフスタイルの変化に合わせリニューアルを行い、サービスにおいても多様化するお客様のニーズに応えるべくさらなるおもてなしを目指しております。
自社のホームページでは、そんな様々なお客様のお好みに合わせた日帰り温泉プランや宿泊プランを販売しております。
秋保の本社のほか、東京営業所、レストランを併設した姉妹宿の松島松庵もございます。
- 企業理念/こだわり/他社との違い
- 企業理念はあるが、それを持ち続けるのではなく、その企業理念をベースに柔軟に考え世の中の動向を見ながら対応していこうと考えている。
老舗企業であることで、一般の方々がイメージする安心感や満足感、老舗ならではの重厚さを具現化していかなければならないが、それに加え、お客様の期待を超える、ある意味期待を裏切るようなサービスを打ち出していこうと考えている。
- 特徴的な制度/社風
- 誕生日休暇を設けております。
業界の特徴的なスタイルで勤務時間が早朝と夜となるため日中の休憩時間を多くとる中抜けが発生します。
休日が同じ日に取れないため、まとまった議論や社内行事を行なうことができませんが、インターネットの構築により、世代や部署間のギャップを取り除くことができるようになりました。
- 今後の事業展開/ビジョン
- 現在震災により損傷した建物の修復を行なっておりますが、この応急処置が急務であると考えています。
同じく震災関係では、昨今の残留放射線基準の変更により、食材の調達が日々変化しておりその対応に迫られていますが、安心、安全にお客様をお迎えできる環境づくりを継続して行っていきたいと思います。
震災以降、お客様の旅に求める気持ちにも変化が生まれ、単純に食べる・眠る・浴びるというものだけでは飽き足らなくなってきたようです。
旅館は「満足産業」であると考えているので広いサービスが今後必要になってくることを考えると必ずしも旅館業にとどまる必要はないと考えており海外展開も視野に入れながら迅速な経営を目指していきたいと考えております。
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